多種多様な化粧品の在庫を見える化 有効なキャンペーンが立案でき、スタッフの工数も圧縮。
国内工場で製造、タイと中国(上海)で販売を行う化粧品メーカーA社は、多品種小ロットの製品を抱える企業。そもそも化粧品ビジネスは、ターゲットによる製品特性の違いやスキンケア・メイクなど用途によるカテゴリーが豊富で管理が煩雑になりやすい業種です。
また、消費期限の問題もあり在庫管理の精度が収益率を左右する側面もあります。さらに、A社は複数拠点で製造販売を行うため、拠点ごとの在庫管理にスタッフの工数を割かれていました。
そこで、複数拠点の在庫情報をINSIGHT GLOBALで一元管理。適正在庫をシミュレーションできるようになったほか、時期や顧客の種別による販売傾向まで分析。販売計画の精度を高め、消費期限を先取りしたセールなども仕掛けられるように。
もちろん、スタッフの工数も大幅に圧縮できたのです。
M&Aのデューデリ時に、INSIGHT GLOBALを導入!隠れていた“不正”が浮き彫りに
M&Aのデューデリ時に、INSIGHT GLOBALを導入。隠れていた“不正”が浮き彫りに。
積極的に海外企業のM&Aを行っていた中堅食品メーカーD社。インド進出の折には提携先を求め多くの企業を検討。一社に的を絞ったところで、将来的な融合に向けINSIGHT GLOBALを導入しました。これによって相手先の経営情報が可視化され、その結果、不審な資金の流れが浮き彫りになったのです。当初からコンサルティングサポートも利用していたD社は、私たちに相談。アジア系企業で時折見られる親族への不正であると掴み、地域にネットワークを持つ弁護士なども含んで対策チームを組成。提携関係を解消し、未来のリスクを事前に防ぐことができました。
取引先からの売掛金の回収に苦戦 ツール導入で課題を特定しキャッシュフローを改善
取引先からの売掛金の回収に苦戦。
ツール導入で課題を特定しキャッシュフローを改善。
3DCADを使い自動車の設計デザインを行うB社はインド人エンジニアを活用し、高い技術力で大手メーカーからも信頼を得ている企業。しかし、海外子会社での売掛金の回収が難題となっていました。取引先の国ごとに商法や商習慣が異なるため、回収に必要以上のパワーがかかってしまうことがあり、入金漏れという事態も少なくありませんでした。
そこでINSIGHT GLOBALとコンサルティングサポートを併用。取引先ごとに売掛金管理が行えるようダッシュボードを整備し悪質な取引先を特定。タイムリーに延滞状況や交渉の過程を情報共有し、的を絞って対策を行ったことで短期間で効果的にキャッシュフロー改善が図れたのです。
国ごとに異なる法規制。
の資金需要を 先取りして、資金の流れを改善。
タイやドバイなどで建設機械の販売を行うC社。その課題は、各社が必要な資金を本社に報告してから資金繰りを行うと、法制度などの関係でスムーズに資金手当ができない国があることでした。早め早めに資金計画を立案できれば問題は解決できるものの、突発的なニーズの発生もありタイムリーに送金できないことは、大きな経営課題になっていたのです。 そこで、コンサルティングを受けながらINSIGHT GLOBALを使い海外子会社の資金状態を透明化。これにより入金や支払い予定がクリアに。また、送金手続きに時間がかかる国は別途アラートを設定。現地スタッフへの教育コストをかけず、すぐに資金需要に対応できるようになり事業の進度が増したのです。